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KUBOTA

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農機メーカーとしては国内トップシェアを誇るKUBOTAは
120年前水道鉄管の製作から始まりました。
その根幹の水道鉄管のグラフィックを担当させていただきました。

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地中に埋まった
インフラブランド

蛇口をひねると水が出る。当たり前なのですが、その当たり前のために地中には多くの水道管が走っています。日本ではトップシェア、世界でもその機能を信頼されて使われているのがKUBOTAのダクタイル鉄管です。この鉄管を買うのは行政がほとんどですし、KUBOTAが作った鉄管を元に他の業者も製品を製作するので、グラフィックで何を伝えるのか、そこからのスタートでした。

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曲がる?水道管

ダクタイル鉄管の中でも一番ハイスペックなものがGENEXという製品。ただ鉄管をつないで水が走っているだけ、ではなく、地震なども地中の変化に対応し曲がり、伸び伸縮する、そして少しの傷も自己修復してしまうという驚きの技術が詰まっています。熊本大地震の際も他の水道管は破裂したりしましたが、GENEXを使用しているところは事故がなかったようです。そういった製品があるにもかかわらず、50年以上前の期限切れの水道管が埋まった場所は東京でも多く存在しています。

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わかってるよ!から
シコリを生む

早く耐久年数の長いダクタイル鉄管に変えなくてはいけない!と伝えたい。行政もわかっている、その中でその伝えたいことをストレートに伝えてもなかなか状況は変わらないでしょう。その中でグラフィックから提案できることはやはりブランドとしての安心感、信頼感をより前面に出し、「本当はこの製品に変えたいのだけど」と心にシコリを残すことだと考えました。伝えたい共通認識を直接伝えるのではなく、リーディングカンパニーとしてより力強いく、変えなくてはいけないという使命感ではなく変えたいと思わせるビジュアルにすることを意識しました。

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脳で考える+目で感じる=?

普通の広告とは違い一般の人の中からターゲットに届くように、というものではありません。製品のことも熟知し、購入する人も決まっている、そのような中で広告を作るわけですからグラフィックをしっかり作る「意味」というものが見つけにくいかもしれません。しかし、そのような中でこそ伝えたいことや安心や信頼のような部分をしっかり打ち出すことで圧倒的な価値を作ることができます。そしてそれが社員の共通認識を確認するようなものになれば、自ずと「力の底上げ」にもつながり、言葉など脳で考えるロジカルな部分だけではなく、視覚など五感も共有することで共通認識が体に染み付くことになると考えます。

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