ロゴロゴ

SCROOL

IKORU

branding

代官山にある美容室IKORUのトータルディレクションと
グラフィックを担当しています。

IKORU
story
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04

独立心、
身ごもりました

「今度独立します」白金台のヘアサロンに勤めていた淺野さんからのご依頼は店名も物件もまだ何も決まっていない状況下からのスタートでした。人でいうならまだ生まれる前の妊娠1ヶ月といったところでしょうか。色々な想いを持って独立、なのですがjosephspoonの時同様、想いが乱立している状態。そこからただ打ち合わせをするだけでなく、一緒に物件を見に行き、その物件の中でミーティングをしたりしながら想像と想いの中核となるものを共に探していきました。

IKORU
story
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04

選択肢があるから、
ピンとくる

店名が決まった後、様々な書体を窓壁一面に貼り、どれが自分の顔になるのか、話しながら探していきました。その数300以上。候補を絞り話す、そして感覚で選ぶの繰り返し。こういうものは理屈だけだといずれ飽きてしまったり感覚がずれて変えたくなってしまうものです。だからこそ理屈と直感を交互させセレクトしていくことで「直感」が「確信」に変わっていき、「ピンときた」となっていくのです。

IKORU
story
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04

”たかが”色の違いで
500%効果が違ったりする

美容室、よくチラシ見かけますよね。この世界「センイチ」と呼ばれる世界で1000枚配って1名くる?という世界、つまり0.1%。美容室の場合は行動も伴うので確率がもっと低かったりします。淺野さんとは反響のパーセンテージ、リピート率などの数字も共有し、次のデザインに反映し製作しています。同じデザイン内容でも暗いブルーの時は0.2%だったものが明るいブルーに変えたら1%を超えたり、ちょっとの違いで全く反響レベルが変わってきます。流行りなど時代の流れをSHIROKUROが読み、IKORUが直接お客様の声を聞く、その共同作業が高い反響率を維持するデザインに活きています。

IKORU
IKORU
story
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04

ブランドとして維持し続けること

代官山は美容室の激戦区。小さな地域に何百と美容室があり、クーポンマガジン等で宣伝料を払いながら低い利益率で踏ん張っているところも多く、あえてそういうのに頼らず何年もやっていくにはやはり、お客様との信頼感はもとより、ブランド力の維持が必要不可欠です。じゃぁブランド力ってデザイン?というお話をしたいところなんですがそれだけではありません。それは「トライする意思」と「やらないことを決める」ということ。トライするのにやらない?矛盾しているように見えますが、やらないことが明確にあるからこそ、大胆なトライもできるということです。クーポンマガジンが悪いというわけではないですが、IKORUの場合はやらない。じゃぁそのために何をするかというところに尽力することが「IKORUらしさ」になっていると思います。

gallery